県立神奈川近代文学館で「創刊101年記念展 永遠に『新青年』なるもの ――ミステリー・ファッション・スポーツ――」という展示をやるみたいです。2021年3月20日から。
 主な出品資料を以下引用。
 

■主な出品資料(ゆかりの大学、各地の文学館、博物館、個人が所蔵する貴重資料約600を展示)
江戸川乱歩「D坂の殺人事件」草稿  立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター寄託
大下宇陀児「硝子の街」草稿  箕輪町郷土博物館蔵
小栗虫太郎「黒死館殺人事件」原稿  世田谷文学館蔵
小栗虫太郎「完全犯罪」原稿  成蹊大学図書館蔵
木々高太郎「睡り人形」(「ねむり妻」)原稿  山梨県立文学館蔵
甲賀三郎「失業二人男」草稿  個人蔵
小酒井不木「犯罪文学研究」草稿  名古屋市蓬左文庫蔵
谷崎潤一郎「武州公秘話」原稿  芦屋市谷崎潤一郎記念館蔵
夢野久作「ドグラ・マグラ」草稿  福岡県立図書館寄託、九州大学附属図書館付設記録資料館寄託
横溝正史「八つ墓村」原稿  二松学舎大学附属図書館蔵、世田谷文学館蔵
「新青年」掲載挿絵原画(松野一夫、木村荘八、初山滋ほか)  個人蔵
(県立神奈川近代文学館ホームページより引用)

 いろいろあって目移りしそう! ただ懸念がひとつ。私、原稿の手書きの文字を判読するのがかなり苦手。苦手というか、目が滑るというか。世田谷文学館でやってた澁澤龍彦展のときもそうだったけど、結局読むのに疲れるのと、ショーケースに張り付いている人が多くてあまりやる気が起きないのです。「文豪ストレイドッグス」とのコラボもするらしいから、江戸川乱歩(文ストのキャラクター)ファンとか谷崎潤一郎(文ストのキャラクター)ファンの集客も見込めるのですかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA