ものすごく間が空きました。平たく言うと病気療養で仕事を半年休み、そのあと復帰して働いていたのと、PCが重すぎて開けなくなり、いやになって文章を書くのをやめていました。
 ていうか仕事もCMS使って記事入稿するみたいな作業が多くて、書きながら仕事してる気分になってきた。とりあえず今は必要に迫られて凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社)を読んでいる。ヒロインの更沙が、よくわからないけどとにかくムカつく感じの女性なので、映画では広瀬すずがいい感じに演技し沙てくれるのではないでしょうか。あと、文(更沙を誘拐する10歳年上の男)は松坂桃李ではなく、本郷奏多とかがいいんじゃないかな。
 書いていて、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の脚本家の藤本有紀が「悪人を作らない脚本にした」とか言っていたことを思い出した。「自分はイノセントです」と言いたがる言い訳がましい登場人物の内面をなぞっていくのが苦痛……。