先週の火曜日(正確には水曜日の0時半ごろ)足の指を折った。あまりにもあほらしい怪我なんだけど自分の記録のため書き残しておきます。ちなみに治療は固定と痛み止めだけ。あざがまだあるんだけど、ぞっとするような青い色で、我ながら気持ち悪い。今まで気遣っていなかったわけではないけど、大きな骨折をした人にもっと優しくしようと思いました。

映画館がレイトショーやっていないせいで、ぜんぜん行けていない。
シン・エヴァンゲリオンももちろんダメ。しかし、クリエイター(庵野)側からしたら25年前に作ったもののケリをつけろ、って観客側からもプロダクション側からも言われ続ける人生ってめっちゃ辛かっただろうなー。シン・ゴジラはいわゆる怪獣ものの映画ではないんじゃないかと思うけど(あれは庵野の作品ではあるがゴジラシリーズらしさはない?)、本人のセラピーになったのなら良かったです。

 3月13日までに読んだ本。
・『呪術廻戦』8から14巻
・『マリア様がみてる』シリーズの21から31、今野緒雪、集英社コバルト文庫
・『太陽の庭』宮木あや子著、集英社文庫
・『雨の塔』宮木あや子著、集英社文庫
・『ハチミツとクローバー』1から10、羽海野チカ、集英社
・『ヴァンサンに夢中』エルヴェ・ギベール、集英社
 そんなつもりなかったのに読んだ本が全部集英社から出ていた……。総合出版社ってすごいですね。まだまだマリア様がみてるの続きを読んでいるのと、「お釈迦様もみてる」シリーズも読まないと。TOEICの勉強はしていない。5月か6月くらいにもう一回受けようかなー。
 宮木あや子は嶽本野ばらが好きらしいけど、『太陽の庭』『雨の塔』『官能と少女』『あまいゆびさき』みたいな、ちょっと野ばらちゃんの耽美さを見習っているんだろうなという作品に関しては、作者の「参照元」みたいなものが透けて見えてくる感じがする。森茉莉とか嶽本野ばら、皆川博子、山尾悠子みたいな、根っからの耽美志向という感じよりも頭の良さと計算で、「こういう作品」を作ってる、みたいな。だからなのかはわからないけど、同じ宮木あや子が書いたものならエンタメ路線の作品(『校閲ガール』シリーズ、『野良女』『婚外恋愛に似たもの』『憧憬☆カトマンズ』『セレモニー黒真珠』『CAボーイ』『帝国の女』とか。ちなみにこれらは全部同じ世界観設定であり、本筋に大きく関わらないけれども共通の登場人物が存在する)のほうが、私は純粋に楽しめる。でもこれも好き好きがあるものだから、誰かに押し付けるようなものでもないですよね。

2月によんだ本。
・『呪術廻戦』0から7巻
・『夢』(書物の王国シリーズ)東雅夫編、国書刊行会
・『悪魔の恋』ジャック・カゾット著、渡辺一夫訳、国書刊行会
・『婚外恋愛に似たもの』宮木あや子、光文社文庫
・『CAボーイ』宮木あや子、KADOKAWA
・『憧憬☆カトマンズ』宮木あや子、メディアファクトリー
・『マリア様がみてる』シリーズ1から20まで、今野緒雪、集英社コバルト文庫
・『この世にたやすい仕事はない』津村記久子、新潮文庫
・『ダークウェブ・アンダーグラウンド 社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』木澤佐登志、イーストプレス
・『バナナブレッドのプディング』大島弓子、白泉社文庫
・『櫻の園』吉田秋生、白泉社
・『「ファット」の民族誌ー現代アメリカにおける肥満問題と生の多様性』碇陽子、明石書店
・『グリーン・ノウの子どもたち』ルーシー・M・ボストン著、評論社
・『狼少女たちの聖ルーシー寮』カレン・ラッセル、河出書房新社