3月13日までに読んだ本。
・『呪術廻戦』8から14巻
・『マリア様がみてる』シリーズの21から31、今野緒雪、集英社コバルト文庫
・『太陽の庭』宮木あや子著、集英社文庫
・『雨の塔』宮木あや子著、集英社文庫
・『ハチミツとクローバー』1から10、羽海野チカ、集英社
・『ヴァンサンに夢中』エルヴェ・ギベール、集英社
そんなつもりなかったのに読んだ本が全部集英社から出ていた……。総合出版社ってすごいですね。まだまだマリア様がみてるの続きを読んでいるのと、「お釈迦様もみてる」シリーズも読まないと。TOEICの勉強はしていない。5月か6月くらいにもう一回受けようかなー。
宮木あや子は嶽本野ばらが好きらしいけど、『太陽の庭』『雨の塔』『官能と少女』『あまいゆびさき』みたいな、ちょっと野ばらちゃんの耽美さを見習っているんだろうなという作品に関しては、作者の「参照元」みたいなものが透けて見えてくる感じがする。森茉莉とか嶽本野ばら、皆川博子、山尾悠子みたいな、根っからの耽美志向という感じよりも頭の良さと計算で、「こういう作品」を作ってる、みたいな。だからなのかはわからないけど、同じ宮木あや子が書いたものならエンタメ路線の作品(『校閲ガール』シリーズ、『野良女』『婚外恋愛に似たもの』『憧憬☆カトマンズ』『セレモニー黒真珠』『CAボーイ』『帝国の女』とか。ちなみにこれらは全部同じ世界観設定であり、本筋に大きく関わらないけれども共通の登場人物が存在する)のほうが、私は純粋に楽しめる。でもこれも好き好きがあるものだから、誰かに押し付けるようなものでもないですよね。