オタクっぽい洋楽(?)MiliとMelanie Martinez。前者はボカロの影響下にある感じで台湾とか日本でもライブしてます。Melanie Martinezは最近聞き始めてめちゃくちゃ良いと思った。Swimmerの雑貨のあの感じとか、ベイビーシュガリーダークネスとかAMOちゃんが言ってたころとか、MILKとVivienne Westwoodの服しか着たくないと思っていたあの頃を思い出す。

今 敏作品は幻想と現実が混ざり合う瞬間を描いているので好きだ。
そして結局確固たる現実世界を支持しているラストに落ち着くところもリアリストっぽくて良い。
Perfect Blue(1997)と千年女優(2001)は両方とも「演じる」ことと演じていない自分が混ざり合っていくような、前者はサイコホラーですが後者は思い出を振り返る形で描かれている。
Perfect Blueに関しては主人公の未麻の着ているものや口紅の塗り方も含めて心境の変化がビジュアル面でも再現されているところがすごいなと思う。千年女優も同じキャラクターがどう年を取っていくかをきちんと追っているし。つくづく今 敏が去った世の中に居続ける意味って何だろうと思う。いや、でも池上永一の新作小説買ったから早く読まないといけないんだった。
↓のアニメを使ったPV、何なんだろう……。興味深いので貼っておく。こういう90年代アニメの雰囲気最近流行ってますよね。

「Serial Experiments Lain」とか、「ブギーポップは笑わない」とか、世紀末特有の空気を味わえるようなものが好きです。なんなんだろうあのセル画の感じ。別に今のアニメをけなしたいわけじゃないし懐古厨になりたいわけでもないんだけど、画一化された作画に魅力はあまり感じない。京アニ作品も、アニメとして丁寧に作られていることはわかるけど話自体がそんなに好きじゃないのでいまいち乗り切れない。
ヒプノシスマイクのアニメはギャグとして面白かったです。ハムスターのラップとか、ラップバトルで負けた相手が爆発する描写とか。しかし約20分でキャラクターを扱えるほどの脚本力のなさが目に付く。キャラ萌え優先だからいいのだろうか?

中村明日美子20年展に行く。
私が彼女の漫画を読み始めたのは2008年~2009年ぐらいの頃ですが、それからこんな風に展示になるなんて思いもしなかった。ボーイズラブ作品が有名だしおもしろいんだけど、私は『鶏肉俱楽部』とか、デビュー作の「コーヒー砂糖入り恋する窓辺」や「マー様に捧ぐ」みたいなクィアな描写がある作品が好きです。
展示は原画がメインですが、作者本人のコメントもあって、やはりいろんな紙面で描いている売れっ子というのもあるからか、掲載誌が漫画家・中村明日美子に何を求めているかを考えて描いているなと思いました。
そもそも頭がいいというか、カンがいい人なんだろうなーって感じがした。
私は「同級生」シリーズが覇権を握っている状況は(苦々しいとまではいかないけど)、それは素晴らしい作品だけどそれ以外にも名作があるんだってば、と言いたい気持ちでいっぱいだったので、中村さんがゴシック&ロリータバイブルとKERA!で連載していた漫画とか、白泉社の「楽園」って雑誌のマスコットキャラクターとか、そういうものもフィーチャーされているのはうれしくありました。いや当然なんだけど。
イメージソースとして好きだった本とかが展示されているのが興味深かったです。バロウズとか吉野朔美とか、中村さんが好きだった小説を書き写したノートとか。やっぱりオタクって好きなものをメモするのかな。一般化できないけど私も超好きだった本を写経する行為をやったことがあるので。
三原ミツカズや楠本まき展も求む!

Shinzoneのスリットパンツはまだ買ってない(パンツは特に試着してからでないと買ってはいけないと思っている)というのに、Mame Kurogouchiでニットとバッグ買ってしまった。
10月が始まったばっかりなのにぶっ飛ばしすぎ?
ただ化粧品とかぜんぜん買ってない。基礎化粧品とかで切らした分は買い足すことはあるけど、メイクアップ製品はほとんど買わなくなってしまった。とは言うものの香りのいい入浴剤とかバスオイルとかは欲しいなー。
あれが欲しいとかこれが欲しいとか思えるって幸せですよね。
忘れっぽいのでそう思うことすらできない状態のときにしか気づけない。

ひさしぶりにスーツを着て職場の人と会う。
結局6月から一度も着ていなかったので変な感じがする。
私のようなものが足を踏み入れて申し訳ないと思いながらも、やれることをやっていくしかないんだなーと思った。
Mame KurogouchiとTod’sのコラボ製品のパンプスとShinzoneのパンツが欲しい。