「チェンソーマン」(著:藤本タツキ)を、単行本が出てる分は全部読んだ。
「妹の姉」の作者だからか、まあジャンプ編集部だからかはわからないけど、女体への執着がすごい。
まあでも女の先輩が主人公に対してゲロを吐きながらキスしたり、女キャラはとにかく主人公一味?を殺そうとしてきたり、頭がおかしいキャラクターしかいない。
なんか色々言いたいことはたくさんあるけど、一点、グロすぎた。
何がグロいかは色々あるんだけど、キャラクターの手足が飛ぶ、人が人を食べる描写があるとか、内蔵っぽいものが描かれているとか……。でもここまで書いて気づいたけど、「鬼滅の刃」だってかなりグロいんですよね。
人を食べるのは「鬼」だけど、「鬼」だって人間に近い姿を取っているものもあるので、見た目だけの問題なのか「鬼」として他者化しているからカニバリズムだとは思わないのか、とかぐるぐる考えてしまった。
基本的にこいつ文句しか言ってねーなって思われるかもしれないけど、実際そうなのでなんとも言えない。
しかし「呪術廻戦」だって相当ですよね。
5年くらい前の夏、ロンドンのAbercrombie&Fitchの店舗近くでバイクの単身事故か何かを見かけたことがある。
運転手はあまりひどいケガではなかったようで警察官と話をしていたけれど、小さめの血だまりと人間の一部だったっぽいもの(あまり見たくなかったので覚えていません)が落ちていた。
やっぱり急に衝撃的な場面に出くわすと見ないようにしてしまうし、過去に乗車していた電車が人を轢いた時も足がすくんでしまった。
漫画のキャラクターってすごいですよね。
自分は実際ビビりのくせにホラーとかゴア描写がある作品を喜んで摂取してしまう(そして後悔するまでがセット)の、一貫性がなくてしみじみダサいなあと思います。
日本っていろんなレーティングが緩いので、俺、グロいの大丈夫だけど、どうする?的な中二病患者が生まれるのを心配してます。
実際に目にしたときに向き合う覚悟が本当にありますか?
あるなら私の心配は杞憂だと思うので、そのままでいいんじゃないですかね。知らんけど……。

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