望海風斗卒業コンサートの中継を見た。
やっぱり斎藤吉正とは相性が合わない。悪乗りする男ヲタそのものって感じ。
あと個人的に軍服っぽい服が全然好きじゃないんだけど、サイトーは割とそのへんの倫理観がすこーんと抜けているところがあってそこも嫌だった。SSっぽい衣装とかさ……。

だけどTwitterで実況してる(比較的)若い宝塚ファンが「セトリが婆向け」という意見にもうなずけない。
なぜならお金をメインで使ってきた層や、経済力があるファンとか、数十年レベルで応援してきたファンに対して忖度するのは宝塚歌劇団にとっては当然だろうし、そもそもインターネットで発信してる層よりもっとコアな人(オフラインでのファン活動、それぞれのタカラジェンヌのファンクラブの会員たちのほうがまだまだメインだと思います)を喜ばせるのがメインのお祭り騒ぎみたいなものだ。特に退団前のコンサートなんて、少なくとも、本当に最小でも、一公演30万円くらいはつかうようなファンが喜べばそれでいいのであって、Twitterで「推しの顔がよい」と言っているファンは目には入るけど、お金にならないのならさ……。
オギー×だいもんだったらどうだろうなあ、と思わなくもないのですが。
しかし、だいもんが天海祐希さんが演じたビルの曲(ミーマイ)をやったのはすごくよかったですね。
白服補正(退団者は全身白で入りをしたり、退団っぽいシーンでは白い衣装を着たりする)がないと言えば嘘になりますね。
あと「私が躍る時」でだいもんトートとまあやシシィが見られたのもとりあえずやりたいことをやった感はある。
そして白服→ピンク(花組の組カラー)で雪組子が登場するのも、だいもんがピンク色のスーツ着てるのも。髪色も若干ピンク色っぽい金髪になってた。
でもさー、客席のペンライトが緑(雪組の組カラー)なんだよ。こういうちぐはぐなところ気になる。
加えてセットリストに対して何か言うとしたら昭和歌謡コンサートになってることに対する文句というより、「タカラジェンヌ辞めたら宝塚歌劇団の歌を殆ど歌わなくなるのに、なんでポップソングばっかり歌わせるの?」という疑問のほうが大きい。座付きの人たちが芝居のために書いた曲なんて他のカンパニーにはないし、ちゃんと宝塚歌劇団の歌を歌えよという気持ちでいっぱい。まあサイトーはそういう選曲ばっかりして、昔からDVDも曲差し替え祭りだし。映像に残せないなくなるなら使わないでほしい。
「ひとかけらの勇気」(スカーレット・ピンパーネル)、「かわらぬ思い」(ブラック・ジャック)とザ・レビューⅢの歌を歌ってたけど、3曲のうち1つは海外ミュだし……。
ブラック・ジャックの歌を歌ってたときに改めて思った。やっぱりこの人は花組で育った人だ。

一幕中盤と、二幕冒頭の悪ふざけパートはファン向けのお遊びなのでノーコメント。
なぎしょ(彩凪翔)の歌が若干うまくなってて歌詞が何言ってるかわかるようになった気がする。それとも自分の耳が慣れたのか?リスニング能力の向上?劇レス通ったのかな……。
まあやは歌がうまいですよね(他に言うことないのか)。結構彼女の演技も好きだけど今回はコンサートだから。
あゆみねーさん(沙月愛奈)さんが、娘1.5くらいの目立ち方でよかった。

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